【糖度13度前後】 木場さんの堂脇みかん
内容:
M〜2Sサイズ(40個〜80個・約5キロ)
注意:収穫でき次第、ご注文頂いた順に順次発送します。お待ち頂ける方のみご注文ください。
大変お待たせしました。
2023年の堂脇ミカンの受付を始めます!!
毎年人気の堂脇ミカン、今期は暖冬のため、
収穫が遅れており、11月26日から出荷を始めます。収穫でき次第、順次出荷しますので、今しばらくお待ちください。
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堂脇みかんは10月下旬〜11月下旬にかけて収穫できる早生温州です。小粒で丸っこいミカンですが、なんといっても
糖度13度前後まで跳ね上がる、味の濃さが魅力です。
外見は決して良いとはいえませんが、驚くほど甘味が強く、酸がしっかりと残っていますので、ミカン好きにはたまらない味わいです。
普通のミカンで美味しいといわれるもので糖度11度ぐらい。もちろん果物の美味しさは糖度だけで決まるものではありませんが、露地ならではのしっかりとした酸味が残る、この堂脇みかんが抜群の美味しさであるのは間違いないでしょう。
もう20年ほど、インターネットで販売してきたミカンです。よろしければ、ぜひ、木場さんの堂脇みかんをお楽しみください。
小さなミカンに、美味しさがギュッと詰まってます
堂脇みかんの味わいは、繊細というよりも、ワイルドというか、高い糖度とやや強めの酸味に尽きます。糖酸ともに高いので、ひときわ味の濃さがあると言ってもよいですね。
木場さんたちが育てる堂脇みかんの糖度は、例年(控えめに言っても)13度前後あります。
木場さんとは20年以上お付き合いさせて頂いています。気象条件が異なる中で、毎年、これだけの味わいに仕上げるのが、どれだけ至難であるか。たゆまぬ努力と飽くなき情熱なくしてできるものではありません。
柑橘がお好きな方は、毎年一定の質に仕上げることの難しさをご存知でしょう。木場さんたちの、丹精を込めた営農には、ほんとうに頭が下がる思いです。
こんなミカンを作ってちゃ、売れねえと言われ続けたんです
品種としての堂脇早生は針原地区が発祥の地ですが、1997年に起こった針原地区土石流災害で、このミカンを生み出した堂脇さんの息子さんもお亡くなりになるなど、大規模な災害のため、堂脇早生をお作りになる農家さんも減りました。
堂脇みかんは、普通のミカンと比べると小粒で、丸っこい姿です。ミカンとしては決して美しい姿ではありません。農家さんなら分かって頂けると思いますが、農作物は流通時点で価格が決まりますから、外見が劣るというだけで、農家手取価格は極端に下がってしまいます。
じつは木場さんたちの堂脇みかんも外見という基準だけで苦しい農業経営を強いられてきました。もともと木場さんのお父さんが堂脇みかんの栽培を始めて、ご兄弟が後を継いだのですが「こんな姿じゃ、お金にならん」と農家仲間からも言われ、市場関係者からも言われたそうです。実際、お金にならなかったです。
お父さんがお亡くなりになった後、このままではやっていけないという危機感を持ちながらも「親父が信じた美味しさを兄弟で守りたい」という一心で、栽培してきました。
20年前の、あの約束、忘れてはいません
外見が悪いのは、品種の特性なので直しようがない。だからこそ、堂脇ならではの高糖度(美味しさ)としっかりとした酸味が残るように工夫してきた結果が、木場さんならではのミカンになったのです。
この堂脇みかんは鹿児島県出水産です。私は奄美の果物をご紹介していますが、堂脇みかんの美味しさと木場さんの農業に対する姿勢に惚れ込んでいますので、毎年、この時期には、かならずご紹介しています。
よろしければ、ぜひ、木場さんの堂脇みかんをお楽しみください。
2021年の堂脇みかんの紹介動画
南海日日新聞 つむぎ随筆「夢の途中」